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「ルミエール・ジャパン・アワード2025」でソニーPCL製作作品が優秀作品賞を、参加作品が特別賞を受賞

ソニーPCLが制作に携わった2作品が、先進映像協会「ルミエール・ジャパン・アワード2025」の以下4K部門で優秀作品賞と特別賞を受賞しました。

先進映像協会「ルミエール・ジャパン・アワード2025」
https://advancedimagingsociety.jp/award/award2025.html


4K 部門 優秀作品賞 受賞
「リテイク」

ソニーPCLのクリエイション拠点「清澄白河BASE」内のバーチャルプロダクション(以下VP)スタジオを活用し、VP技術の新たな映像表現を追求したソニーPCLオリジナルショートムービー。
LEDに投影された高精細3D背景と実写を融合させ、宇宙モジュール内部から宇宙空間へと移行するワンカットなど、緻密なカメラワークと照明制御による没入感ある映像を実現した。
Pixomondo Inc.(米国ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント傘下)と連携し、共同でシミュレーションから撮影までを実施した本作は、4K・バーチャルプロダクションの特性を活かした、技術と演出の高度な融合が高く評価された。

プロデュース・企画・制作・バーチャルプロダクション技術:ソニーPCL株式会社
監督・脚本:大賀英資(ソニーPCL)
プロデューサー:小西陽水(ソニーPCL) 山田紘子(ソニーPCL)
出演:佐藤岳人 山川ありそ 津村和幸 鳥居功太郎
撮影:南秋寿(ソニーPCL)
音楽:阪田知樹
照明:宮園なぎさ
サウンドスーパーバイザー・録音:喜多真一(ソニーPCL)
美術:江口亮太
編集:髙橋由里(ソニーPCL)
カラリスト:廣瀬有紀(ソニーPCL)
リードオンラインエディター:増田靖(ソニーPCL)
In-Camera VFXスーパーバイザー:石川智太郎(ソニーPCL)


4K 部門 特別賞 受賞
「あるいは、ユートピア」

大量発生した謎の巨大生物によって終末を迎える世界と、ホテルから出られなくなった12人の人間たちを描いた作品。
撮影は全編8K RAWで行われ、ポストプロダクション工程でもRAWデータを活用。最終納品は4Kながら、8K収録による高精細な質感と豊かな階調を保持している。
多数の人物が同一カット内で繊細な演技を行う場面では、解像度の高さが表情や動作の細部までを精密に描き出し、映像の臨場感と没入感を高めた。
また、終末世界を象徴するホテル美術の質感や経年表現も、8Kならではの情報量によってリアルに再現。
本作は、8K・RAW収録によって実現した、物語への高い没入感を生むディテール表現が高く評価された。

監督・脚本:金允洙
製作:Amazon MGM Studios
制作プロダクション:レプロエンタテインメント
プロデューサー:森重晃、菊地 陽介
ラインプロデューサー:大日方教史
音楽:竹久圏
撮影:古屋幸一
美術:竹内公一(A.P.D.J)
編集:日下部元孝(J.S.E)
照明:山口峰寛
音響:黄永昌
ポストプロダクション
カラリスト:廣瀬有紀(ソニーPCL)
オンラインエディター:青木祐一(ソニーPCL)、大野由加里(ソニーPCL)
Flameアーティスト:谷克洋(ソニーPCL)
MAアシスタント:前野兼也(ソニーPCL)
ポストプロダクションスーパーバイザー:金田大(ソニーPCL)、福西将展(ソニーPCL)

Prime Video:「あるいは、ユートピア」 
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0DJKFJFSG